05/3/25(金)        「広い空の下から」
 04/11/12に始まりました、ラジオ版「広い空の下から」が、本日、第20回をもって最終回を迎えました。

 御愛聴くださった皆さん、ありがとうございました。

 こちらに、各回のテーマと選曲をUPしました。




















05/3/19(土)                                    雪上のドラマ
 今日は、トレッキング中にすごいものを発見しましたよ。

 写真上の穴から、下に向かって続いている足跡は、ネズミのもんですねんけどね、途中で足跡がなくなってますやろ?

 そして、その下にあるんは、鳥の痕跡ですわ。

 ネズミの足跡のド真っ正面に、胴体部分。そこから左右に羽の跡。胴体下部には、尾羽の跡もはっきりとのこっております。

 大きさからいって、たぶんミヤマカケスやと思うんですが・・・。

 カケスくんは、まんまと獲物をゲットできたんでしょうか。
 しかしよく見ると、ネズミの足跡は、往復分あるようにも見えるんで、うまく逃げおおせたのかも。

 自然界では、日々こんなドラマが繰り広げられてるんですなぁ。




















05/3/17(木)         久々の
 天気予報に、雨マークを見かけるようになりました。

 まだまだ雪は残ってんねんけどね、富良野にももうすぐ春がやってきます。


















05/3/15(火)        融雪剤の威力
 融雪剤ネタをもう一つ。

 この写真は、融雪剤のアップやねんけど、撒かれた場所だけがみるみる溶けていってんのがわかりますやろか。




















 


05/3/14(月)           フラノの地上絵

 今の時期、気球のフライトをやっとりますと、様々な地上絵を見ることができるんですよ。

 これ全部、融雪剤を撒いた畑なんですけど、トラクターで、スノーモ−ビルで、柄杓でと、撒き方によって、模様も様々。

 飛んだ人だけが味わえる、束の間の芸術ですねん。






05/3/13(日)           重たいっちゅうねん!
 ベッコシいっちまってますねえ。

 気温が上がってきてからも、重たい雪が何日か続いたからねぇ。
 
 でも、屋根よりもっとヘコんでいるのは、この納屋の持ち主ですから〜〜。




















05/3/12(土)              春を待つ
 下草が、全て雪の下に隠れてしまう冬。

 草食の動物である、エゾシカさんたちの食糧事情は、「お腹を満たす」というよりも、「やっとこさ春まで命をつないでいる」といった状況ですねん。

 自給率が低下している今の日本。

 人間達にも、「食料の冬」がやって来る日は、そう遠くないかもしれまへんなぁ。























05/3/5(土)                  在来種と外来種
 「ふらの自然フォーラム」に、参加してきました。
 
 今回のテーマは、「人と野生動物との関わりを考える」ちゅうことで、一つは北海道の在来種である「エゾシカ」の生態と保護管理、もう一つは、外来種である「アライグマ」の生息状況とその影響について、それぞれの専門家の方から、お話を伺いました。

 どちらも、非常に深く、また微妙な問題を孕んでおり、いろんなことを考えさせられましたわ。
























 


05/3/4(金)              彩雲
 今日の、ラジオ版「広い空の下から」では、お天気の話をしたんですわ。
 その中から、雲の話を少し。

 気象の世界では、雲は10種類に分類されるんですよ。

 
巻雲  高度5千mから1万m上という、ごっつ高うてさぶいとこにできる、刷毛ではいたみたいな、筋状の氷の雲

 
 巻雲が、もこもこと塊を作ったら巻積雲。うろこ雲 ヒコーキ雲なんて呼ばれてるんはこれ。全体が白く輝いている

 
 巻積雲に似てるけど、高度2千〜6千と、より低いとこにできるんで、もこもこも大きく見える。 ひつじ雲て呼ばれたりします。 下側に灰色の影があるのが特徴

 
 巻雲の筋が消えて空に広がってしもた雲。ごく薄い空がなんとなく白っぽい、あるような無いような雲。太陽の周りに丸い光の輪「カサ」がかかってたら、巻層雲が出ている。
 写真の、ふちに虹のような色彩が見える「彩雲」は、この巻層雲。

 
 巻層雲に似ててメリハリの無い雲。巻層雲よりは低く、厚みがある。巻層雲で見られた「カサ」は見られなくなる。

 
層雲  別名「きり雲」。高さ2千m以下、北の峰あたりから見たら、富良野盆地に低く雲海が立ち込めていることがありますが、あれが層雲や。

 
 メリハリの無い層雲と、モコモコした積雲の中間的な雲。高い山から見える波がうねってるような、まさに「雲海」は、この層積雲。

 
 ザザ降り 太陽は見えず昼でも薄暗い 低気圧の中心付近にできる

 
積雲  綿菓子のようにふわふわと漂っている雲。晴れた日に、太陽に熱せられた空気が膨張、上昇してさらに膨張、上空で、水蒸気が水滴の集まりとして姿をあらわすようになる。これが、積雲。上昇気流があるところにできやすいんで、山頂付近によく乗っかっている。
 このHPのTOPにある写真の雲は、この積雲ですな。

 
 夏の午後など、積雲が強い上昇気流で発達して、巨大な雲の山になったものが「雄大積雲」。これがさらに発達すると、頂上付近が上層の風に吹かれて巻雲が流れ出す。
 こうなったものが積乱雲。この中の上昇気流の最高速度は秒速20m(=時速72km)で、この速さに近くなると「もくもく」と積乱雲が成長しているのが地上からも良く見える。
 この気流の中に入ると、旅客機でも空中分解しそうな勢いらしいです。


 ややこしそうに見えるけど、5つの漢字の組み合わせで構成されてて、基本のは、雲の種類。は、高い所にできる雲、は荒々しく発達している雲。ちゅうふうに見たらわかりやすい。

 雲の種類を覚えといたら、ボ〜っと空を眺めるのが、メッチャ楽しなりまっせ!


05/3/3(木)            融雪剤
 今朝は、−25℃くらいまで冷え込みよりましたが、風は穏やかで、天気も上々。
 熱気球も飛んでおります。

 3月初旬のこんな日を選んで、農家さんは融雪剤を撒き始めはります。

 別の場所では、ハウスのビニールかけもやってはりました。

 去年の3/4(木)も、おんなじようなネタやったなぁ。

 ところで、本日ワタクシは、One dayトレッキング担当。

 朝方冷え込んだとはいえ、標高1000mを吹く風も、優しい日差しにも、春の気配がひしひしと感じられましたよ。

 こうやって、自分の肌で季節を感じる事ができる環境にいる事は、ほんま幸せなこっちゃのぅ。






















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